SITE PUBLISでは編集内容を公開する前に関係者が内容を確認するための機能として、「承認ルート」機能を用意しています。
公開処理
ページやシェアブロック、コーナーブロックのコンテンツ等の編集内容は、「公開処理」が完了したタイミングで公開側に反映されます。
この公開処理には、以下の3種類があります。
- 管理者承認
- 承認ルート
- 公開(直接公開)
以下では「ページ」を公開する処理を例として説明します。
1 管理者承認
「権限設定」の「承認を必要とする」が有効かつ「管理者承認」が選択されている場合は、編集作業者が「承認依頼」を行い、これをうけて管理者※が承認を行うことで公開処理が完了します。
「承認メール」の送信設定を行うことで、承認依頼時に「管理者」へメールが送信されます。
※「管理者」は「システム管理」グループ所属ユーザーと、「権限設定」に「管理」権限で登録されているグループ所属のユーザーが該当します。
2 承認ルート
「権限設定」の「承認を必要とする」が有効かつ「承認ルート」が選択されている場合は、設定された「承認ルート※」に沿った確認フローを実施することができます。
「承認ルート」では、承認ルートを完了させるためのフローの流れ(承認完了方法)と、承認メールの送信に関する設定を行うことができます。
※「承認ルート」は「設定」の「管理>承認ルート設定」で設定を行います。
「承認ルート登録」参照
例1:「承認ルート」に「承認者」「最終承認者」が登録され、「承認完了方法」が「最後のユーザーの承認」の場合
承認ルートには「承認者」と「最終承認者」の順番でユーザーが登録されていますので、「編集作業者」から「承認依頼」を行うと、「承認者」にフローが進みます。
これを受けて「承認者」が「承認」を行うと、次の承認者の「最終承認者」にフローが進みます。
「最終承認者」は「承認ルート」の最後の承認者なので、「承認」を行うと「公開処理」が完了し、「公開」されます。
※「承認メール」設定が「順次メール」の場合、「承認」時に次の承認者にメールが送信されます。
例2:「承認ルート」に「承認者1」「承認者2」が登録され、「承認完了方法」が「全員の承認」の場合
承認ルートに登録されたユーザー全ての承認が必要になります。
下図の場合、「承認者2」が先に承認したため、「承認者1」が承認することにより、承認ルート上のユーザー全てが承認したことになり、「公開処理」が完了、「公開」されます。
※「承認メール」設定が「一斉メール」の場合、「編集作業者」の「承認依頼」時に「承認ルート」上のユーザー全てにメールが送信されます。
1 公開(直接公開)
「権限設定」の「承認を必要とする」が無効の場合、ページに「作成」権限以上がある場合は、そのまま「公開」することにより、公開処理を完了することができます。
コンテキストメニューの場合、「公開 > 即時」でそのまま公開処理を完了することができます。