ページ世代管理機能を利用すると、編集中のページをページ公開時の状態や、任意で保存した状態に復元することができます。
ページとシェアブロックの公開履歴を保存したデータが復元の対象となりますが、一部保存できない設定があります。
復元の対象となるもの
設定名 | ページ |
シェア ブロック |
ページ設定 | ○ | |
デザイン設定 | ○ | |
シェアブロック設定 | ○ | |
スクリプト設定 | ○ | |
ページの出力先 | ○ | |
ブロックの出力先 | ○ | |
公開・終了時間 | ○ | ○ |
「ローカルファイルから選択」から選択した画像や添付ファイル |
○ | ○ |
復元の対象とならないもの
状態を保存できないため、以下のものは、公開・保存時の状態に復元できません。
- ライブラリファイル(画像、CSSなど)
- スタイル設定
- 権限設定
- コーナーブロック(カレンダー、ニュースの記事)
- ページの親子関係(ページの移動、並びかえ)
- エイリアス名
- 他ページプロパティ
- 操作履歴
ページ世代管理機能初期設定
初期状態は、無効になっています。機能を有効にすると、通常よりも多くディスク容量が必要になります。
ページ世代管理機能有効化
「設定」メニュー>「システム」メニュー>「ページ世代管理」をクリックします
ページ世代管理有効化
「ページ世代管理機能を利用する」にチェックをして有効にします。
容量制限設定
「履歴保存する容量を制限する」にチェックをして容量を入力します。
単位はMB(メガバイト) で入力してください。
保存回数設定
「保存回数を制限する」にチェックをして回数を入力します。
ページ毎に公開の回数と編集の回数を制限します。
データ削除
「削除」ボタンをクリックします。
「全ての履歴データを削除して良いですか?」というダイアログが表示されますので、問題ない場合は「OK」をクリックしてください。
■履歴保存容量
履歴保存する容量の設定と回数の設定は、容量が優先されます。
保存するスペースが足りない場合は、サイト全体でもっとも古い履歴から削除されます。
■ごみ箱の中のページの履歴
ページをごみ箱に入れただけでは、履歴は消えません。
ごみ箱を空にする、もしくはごみ箱からページを削除すると、ページの履歴も削除されます。
※ごみ箱から削除されたページは復元できません。
■保存回数について
編集保存回数を0もしくは空欄に設定した場合、編集保存回数は無制限となります。
なお、公開保存回数は1以上の値を設定する必要があります。
公開履歴からの復元
1 右クリックしてコンテキストメニューを表示>「公開」>「公開履歴」をクリックします。
公開終了している過去履歴には、公開開始日時と公開終了日時が表示されます。
公開時にコメントを残した場合は、「コメント」欄に表示されます。
2 過去の状態をプレビュー画面で確認します
「プレビュー」ボタンをクリックすると、過去の状態をプレビュー表示することができます。
3 ページを復元します
ページを選択して「復元」ボタンをクリックすると、現在の編集画面に復元されます。
復元について
「復元」を実行すると、選択した履歴内容がページ上に「復元」されるため、現在の編集内容が破棄されます。
「復元」前に、「プレビュー」や「比較」で、現在の編集内容を破棄しても問題ないか、ご確認ください。
公開履歴のステータスについて
公開履歴には「公開待ち」「公開中」「公開終了」の3つのステータスがあります。
「公開待ち」の場合のみ、「公開待ち削除」ボタンから履歴を削除することが出来ます。
(「公開待ち」にするには、「タイマー指定」を行う必要があります)
保存履歴からの復元
ページ履歴の保存に関してはこちらを参照してください。
1 右クリックしてコンテキストメニューを表示>「保存」>「保存履歴」をクリックします
「取得日時」欄に、ページ履歴を保存した日時が表示されます。
「コメント」欄に、ページ履歴を保存した際に記載したコメントが表示されます。
2 過去の状態をプレビュー画面で確認します
「プレビュー」ボタンをクリックすると、過去の状態をプレビュー表示することができます。
3 ページを復元します
ページを選択して「復元」ボタンをクリックすると、現在の編集画面に復元されます。
プレビュー表示の制限
プレビュー表示は、公開・保存時の状態を完全に復元表示できない場合があります。
復元対象のみ復元されます。詳しくは、復元の対象となるものをご参照ください。
復元について
「復元」を実行すると、選択した履歴内容がページ上に「復元」されるため、現在の編集内容が破棄されます。
「復元」前に、「プレビュー」や「比較」で、現在の編集内容を破棄しても問題ないか、ご確認ください。