「システム管理」グループに所属していないユーザーの場合、ページの編集を行うには、自身が所属する「グループ」に対して、編集するための 権限 が設定されている必要があります。
権限設定
ページの権限には「表示」「更新」「作成」「管理」の4つの権限があり、「グループ」ごとに設定を行います。
尚、「管理」権限を持つユーザーに限り、上図「権限設定」をページツリーのアイコンから確認することができます。
※「権限設定」に所属グループが登録されていない場合は、「権限なし」となります。
ページツリーに「権限」アイコンを表示するには、「ページツリー設定」の「ページ権限」を有効にする必要があります。
「権限設定」に登録されている「グループ」の複数に所属する場合は、最上位の権限が適用されます。
例:上図「権限設定」のグループの場合
- ユーザーAは「作成グループ」に所属しています。
- ユーザーBは「作成グループ」「管理グループ」に所属しています。
ユーザーAは「作成」権限となりますが、ユーザーBは「作成」権限と「管理」権限のグループに所属していますので、より上位の「管理」権限となります。
各権限概要
権限なし
所属する「グループ」が「権限設定」に登録されていない場合、そのページに対しては「権限」が無い状態となります。
この状態でページを閲覧しようとすると、「ERROR 1401: 権限がありません。」と表示され、ページの内容を確認することはできません。
一部のスタッフユーザーにのみ、編集内容の閲覧を許可したい
新製品の詳細情報など、ページが公開されるまでは編集ページの内容を、一部の限られたスタッフユーザーにのみ閲覧させたい場合は、該当グループのみを「権限設定」に登録することで、閲覧を制限することが可能です。
※「システム管理」グループ所属のユーザーには、閲覧制限をかけることはできません
尚、「制限設定」機能により、「表示制限」の「表示権限の無いページのタイトルを「********」で隠す」を有効にすることで、ページのタイトルを判別不可能にすることができます。
表示
ページの閲覧(表示)のみが許可された権限になります。
ページの設定やコンテンツ内容の編集等は行うことができません。
更新
「通常」ブロックなどの、コンテンツ内容の編集のみが許可された権限になります。
特殊な制限設定
権限の「詳細」設定から、以下の機能を制限することが可能です。
- HTMLソースの編集
- 出力先設定
- 機種別出力先設定
- その他>ピン留め
- その他>シェアブロックに変換
- その他>表示・非表示
- 追加できるブロックの種類
- ブロック設定
- デザイン設定
- CSV出力
- テンプレート入力
作成
「通常」ブロックやコーナーブロックなどのコンテンツの追加や編集、ならびに「新規ページ」によるページの追加などのページ編集・作成操作が一通り許可された権限になります。
作成されたページは「上位ページ」の「権限設定」に設定された「グループ」と「権限」を継承します。
ただ、「上位ページ」の「権限設定」にある、以下の設定を行うことで、ページを作成したユーザーが所属するグループのみを「権限設定」に継承させることが可能です。
下位のページを作成するときに作成者のグループのみ権限をコピーする
「ひな型」を利用したページ作成
「新規ページ」を作成する際、「ひな型」を利用することにより、定型的なページを作成することができます。
「ひな型」を利用したページ作成と権限
「ひな型」を利用してページを作成する場合、作成する位置や作成方法により継承する「権限設定」の内容が変わります。
詳しくは以下を参照ください。
「ひな型」と「権限」について
メガメニューからの作成について
ページツリーからの作成について
特殊な制限設定
権限の「詳細」設定から、以下の機能を制限することが可能です。
- エリアの変更
- 下位ページの追加
- デザイン編集、設定変更
- コーナーブロックの変更
- ブロックの追加・削除・並びかえ
- HTMLソースの編集
- 出力先設定
- 機種別出力先設定
- その他>ピン留め
- その他>シェアブロックに変換
- その他>表示・非表示
- 追加できるブロックの種類
- ブロック設定
- デザイン設定
- CSV出力
- テンプレート入力
- テンプレート設定
- ページ情報表示・設定
「権限設定」の公開設定「承認を必要とする」が無効の場合、「作成」権限でページを直接公開することが可能です。
ページの公開に際して「承認ワークフロー」による運用を行いたい場合、「承認を必要とする」を有効にすることで対応可能です。
管理
ページの削除や公開、権限設定など、ページに対してすべての操作権限がある、最上位の権限になります。